そういうことってある?
そうじゃなくて……
こんばんは。
『萌たんの都市伝説を語る』
の時間がやって参りました。
そこから入るの?
その彼は祖父の家が結構近かったらしく、頻繁に家族で通っていたそうです。
祖父の家は関東の田舎でもなければ都会でもない中途半端な場所に住んでいたそうです。
なので、祖父の家に行っても特に娯楽がなく、退屈なのでいつも外に遊びに出てました。
その日も彼は退屈だったので外に行こうと玄関のドアを開けたました。
すると、昼間だったにも関わらずドアの向こうは何故か夜。
びっくりして、玄関の前にある鉄柵(祖父の家はマンションでした)から、乗り出してみたそうです。
すると、その風景はいつもの風景と違い、配管が沢山通っている工場のような場所で色々な機械の凄い音がしていたそうです。
彼は怖くなり、家の中に戻ろうと振り向きました。
すると、扉は何百年も使ってないみたいに錆びており、ノブも回りません。
彼はとても焦り、半泣きでドアを蹴ったり殴ったりしたのですが全くビクともせず、座り込み泣いてしまったそうです。
すると突然、ノブが回りドアが開きました。
そして、彼のお祖母様が顔を出したそうです。
彼はお祖母様に泣きながら飛びついたそうです。
しばらくそうしていると、彼の両親達が外から戻って来ました。
どうやら、彼が昼過ぎに出て行ったきり戻って来なかったらしく、警察に連絡して親戚一同で探し回ってたそうです。
ちなみに、彼が戻ってきたのは夜中の1時。
今だにその事件は謎のままだそうです。
なんなんだろうね?
そういうのって?
が、案外異次元世界と言うのはすぐ側にあるのかも知れませんね。