ゴールデンウィークと言えばや……
こんばんは。
『萌たんの都市伝説を語る』
今宵も都市伝説についてお話いたしましょう。
今宵は”山”と言うことで、山にまつわるお話。
「シシノケ」のお話をいたします。
それってこの間の話と同じじゃ……
先日お話したのは、ヤマノケ
今宵は”シシノケ”にございます。
これって生き物なの??εε=ヽ( `Д´)ノ ウワァァァン
大きさは寝袋を横にしたくらいだそうなので、2m程でしょうか。
絵で見て取れるように、針のような棘で全身覆われ、顔と思わしきところには触覚が3本生えており、その先に目がついているようです。
そして、中央にぽっかりと穴が開いているのだそうです。
このシシノケ。
まるで赤ん坊の泣き声のような、舌打ちのような音で、
「チッ……チッ……イ……トッシャ……ノウ……」
と、発するそうです。
この「イトッシャノウ」とは、金沢地方の方言で、
”可哀想にや”とか、”気の毒に”等の意味を持つらしく。
その名前の由来には、
”四肢がない禍物”=「四肢無怪」
”獣を退ける”=「獣退け」
という説がございます。
どちらにしても、魑魅魍魎の類で。
かつてこの辺りの集落では外界との繋がりが皆無だったため、近親婚が多くみられ、結果として奇形児や障害児の出生が非常に高く、そのために口減らしのために山の神への捧げ物として捨てられ、そうした者が山の神に取り込まれることとなり、四肢が剥がれ、このような姿になったと思われます。
ヒルコも伊邪那岐命(イザナギノミコト)と伊耶那美命(イザナミノミコト)の子供なんだけど、不具で産まれて来て捨てられるし……
某掲示板サイトでもやはりその2柱が関係しており、
「正体は野槌ではないか?」
と、言われております。
とっても悲しいね……